日本原燃は29日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、重大事故が発生した場合を想定した原子力防災訓練をした。年に1度の定期訓練。
 社員や協力企業の職員ら約370人が参加。外部電源が失われ、非常用発電機も作動しないという条件で精製建屋にある放射性物質を含む溶液が蒸発乾固した設定で、事故対策を確認した。全社対策本部で増田尚宏社長が指揮を執った。
 社員らは指示に基づき、建屋内で発生した水素を取り除く装置や冷却水を注入する作業を一つ一つ確認しながら対応に当たった。
 原燃は「現在対策をしている安全性向上工事をしっかりと進め、訓練を積み重ねて技術力を強化したい」とコメントした。