青森県が本年度から健康的なスイーツ(菓子)開発を支援するユニークな事業を実施している。事業に参加する県内業者が1月31日、県庁で新商品を報道機関に公開した。

 老舗菓子店や開店して間もない洋菓子店など9事業者が、新たな菓子を披露し、開発コンセプトなどを説明した。美容に効果があるという酒粕(かす)をふんだんに使用した生チョコレート、卵や小麦粉を使わず食物アレルギーのある子どもでも安心して食べられるクッキー、低糖質のティラミスなどがずらりと並んだ。
 事業は県内の菓子製造業の振興などが目的だ。事業者を募り、これまで3回の勉強会(ゼミナール)を開催した。首都圏や県内在住者へのアンケートで消費者の好みを探ったり、食品開発を手掛ける専門家や管理栄養士を招き、試作品の味や原材料、見た目を評価してもらったりするなど、昨年夏ごろから商品開発を続けてきた。
 今回披露されたものを含め、開発にこぎ着けた10事業者の商品は、各店舗のほか、2月24日に県観光物産館アスパム(青森市)で開かれるフェアで、一般にも販売される。
 県地域産業課の担当者は「低糖質だけでなく食物アレルギーに対応している商品も多いので、家族みんなで楽しんでほしい」と話した。