1988年2月17日、気温氷点下27.6度を観測した「本州一の極寒の地」盛岡市藪川の岩洞湖で、厳冬期恒例の氷上ワカサギ釣りが始まった。
 氷の厚さが15センチ以上になったのを見計らい、今季は1月24日に解禁された。連日、待ちわびた釣り客や家族連れでにぎわっている。
 ドリルで穴を開け、釣り糸を垂らしてさお先に神経を集中。近年は魚群探知機を投入して魚影を追うなどハイテク化も目覚ましい。
 「さお先がピクッと動く瞬間がたまらない。夢に見るほどだ」と魅力を語るのは、岩洞湖に25年も通っているという奥州市の会社員千葉亮さん(43)。釣り糸に連なったワカサギに「トリプル来たぞ」と顔をほころばせた。
 今季の氷上釣りは、入漁券を購入して3月中旬ごろまで楽しめそうだ。連絡先は岩洞湖漁協019(681)5678。

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