岩手、宮城両県にまたがる北上山地が建設候補地の超大型加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の整備実現に向け、自民党の東北6県連と北海道連は8日、政府に対し、誘致に前向きな態度を速やかに表明するよう要望した。
 鈴木俊一元五輪相(衆院岩手2区)と各道県連の幹部らが首相官邸を訪ね、菅義偉官房長官に要望書を手渡した。出席者によると、菅氏は「県連と道連の幹事長が要望に来たことをしっかり受け止めたい」と応じたという。
 要望書では、誘致に前向きな姿勢を示すほか、地方創生や東日本大震災からの復興などの一環として国家プロジェクトに位置付けることも求めた。研究者の国際組織は政府に、3月7日までに誘致の意向を表明するよう要請している。