「復興応援試合」を彩るように、神戸は元スペイン代表のFWビジャとMFイニエスタ、元ドイツ代表のFWポドルスキの「VIPトリオ」が先発出場した。全3得点に絡む大活躍で、満員となったスタンドを魅了した。
 イニエスタは前半32分にクロスを上げてMF古橋の同点ゴールをお膳立て。後半開始直後は、前線にスルーパスを送り、カウンターから最終的にビジャの逆転弾につなげた。
 後半19分は3選手が鮮やかに連係した。中盤でのボール奪取からビジャ、イニエスタ、ポドルスキに渡り、折り返しを狙ったパスが仙台のオウンゴールを誘発。ワールドカップ優勝経験のある3選手が存在感を発揮した。
 イニエスタは「本当にいい試合だった」と満足そう。2試合連続ゴールのビジャは「連係も深まっている」と自信を見せた。
 観客もパワーをもらった様子。仙台市太白区の会社員福山史記さん(47)は「ボールを持っただけで雰囲気が変わる。技術もさすが」と舌を巻き、東松島市の小学生石垣歩純君(12)も「世界的なスター選手を仙台で見ることができてうれしい。ドリブルやパスをまねしたい」と喜んだ。