音楽などの芸術文化と温泉を組み合わせたイベントで地域を活性化する取り組みが新年度、青森市の浅虫温泉で始まる。第1弾として4月6日に太宰治生誕110年朗読会を開く。
 イベントを企画するのは「あおもりスペース活性化プロジェクト」。観光カリスマとして活動する五所川原市の角田周さん(65)らが設立した。2013年から津軽地方の酒蔵や図書館でジャズライブなどを開いてきた。
 4月の朗読会は、テレビ局の元アナウンサー3人でつくる朗読ユニット「おとめ座」が太宰作品を紹介する。このほか「浅虫温泉おん活プロジェクト」と銘打ち、7月にジャズの生演奏での盆踊り、11月に地元食材を使った料理とジャズを楽しむイベントを開く。
 冬には、生演奏とともに青森市出身の写真家小島一郎の作品を解説する予定。いずれもホテル「南部屋・海扇閣」と開催し、温泉入浴券付きの入場券を販売する。
 角田さんは浅虫温泉について「芸術家や文化人が集っていた場所。文化活動の拠点として情報発信したい」と説明する。旅行会社のツアーに組み込んでもらうなど、観光商品化する構想もあるという。
 連絡先はプロジェクト事務局の角田さん080(3195)4036。