岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道(宮古市)で15日、新人運転士古舘龍太さん(20)に辞令が交付された。運転士はJRからの出向を含めて28人となり、盛(大船渡市)-久慈間の163キロを一本のレールで結ぶ23日のリアス線開業を迎える。
 古舘さんは宮古市出身。2016年8月の台風10号豪雨で公共交通の重要性を実感し、鉄道員を志して17年4月に入社した。16日の宮古発久慈行き列車が初乗務となる。
 辞令交付式で中村一郎社長は「安全を確保し、乗客に喜んでもらえるよう業務に当たってほしい」と訓示。古舘さんは「三鉄には他の鉄道にはない温かさがある。どんな状況にも対応できる運転士を目指す」と意気込みを語った。