青森県内の観光地域づくり推進法人(日本版DMO)2団体が1日、業務を開始した。八戸圏域の「VISITはちのへ」は八戸市内で設立記念式典を開き、十和田市の「十和田奥入瀬観光機構」は事務局職員に辞令を交付した。
 VISITはちのへは同日、八戸観光コンベンション協会など観光関係の5団体が統合して発足。理事会を開いて同協会の塚原隆市会長を理事長に選んだ。交流人口拡大と地域産品振興に向けて、本年度の事業計画や予算を決定した。
 設立記念式典には自治体や観光業界の関係者ら約500人が出席。塚原理事長が「5団体の足し算ではなく、かけ算のように大きくしていきたい」とあいさつし、事務局職員が設立までの経緯などを説明した。
 2月に設立された十和田奥入瀬観光協会では、山本隆一事務局長が「十和田奥入瀬を魅力あるデスティネーション(目的地)にすれば、日本で上位のDMOになる」と、小野田金司理事長の訓示を代読した。
 JTBグローバルマーケティング&トラベルからの出向で、観光地域づくりゼネラルプロデューサーに就く阿部昌孝氏は「十和田奥入瀬は東北でナンバーワンの観光素材を持っている。ここを拠点に交流人口を広げていきたい」と述べた。
 両団体とも3月までに、観光庁の日本版DMO候補法人に登録されている。