青森市の特別史跡三内丸山遺跡と展示施設「縄文時遊館」が6日、青森県教委が管理する教育機関「三内丸山遺跡センター」としてリニューアルオープンする。世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つである三内丸山遺跡の保存と活用の充実を図る。
 センターで4日にあった記念式典には約40人が出席。三村申吾知事は「体制を整備して国内外への情報発信の拠点となったのを勢いに、国内推薦と登録に向けて走りだしたい」と話した。
 縄文時遊館には企画展示室や土器の接合・復元を行う整理作業室、収蔵庫などを新設し、これまで県立美術館や県立郷土館で分割して管理していた約1900点の指定文化財を一元管理できるようになった。
 無料だった三内丸山遺跡と縄文時遊館は共に有料となる。共通の観覧料は一般410円、高校・大学生200円、中学生以下は無料。県教委は施設充実やサービス向上のため有料にした。
 市内の県立美術館、県立郷土館との観覧料の相互割引制度も創設した。6日~6月9日にはオープン記念の特別展「縄文の色-縄文人が魅せられた魔法の石・黒曜石-」が開かれる。