東日本大震災の被災者らが暮らす宮城県岩沼市玉浦西地区のまごころ公園で14日、復興支援で贈られた「祇園しだれ桜」を楽しむ花見会があった。

 玉浦西地区の住民ら約170人が参加。満開を迎えたしだれ桜を眺めながら、岩沼名物のホルモン焼きなどを食べ、親睦を深めた。宮城農高の生徒から新たな桜の苗木の寄贈もあった。

 津波で被災した市沿岸部6集落の集団移転先である玉浦西地区のまちづくり住民協議会が企画し、今年で4回目。祇園しだれ桜は京都市の造園家で桜守の佐野藤右衛門さんが育て、佐野さんと住民が2016年2月に植えた。

 同協議会の小林喜美雄会長(71)は「佐野さんから、桜を囲んで心のよりどころにしてほしいと寄贈された。花見会は住民が交流できる場で、参加者は年々増えている」と話した。