仙台市は新元号「令和」の初日となる5月1日に婚姻届の提出を予定するカップルに対し、あらかじめ各区役所や総合支所の窓口で、記載内容の確認を済ませるよう呼び掛けている。
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 当日は閉庁日で守衛室で受け付けるが、内容確認は大型連休明けの7日以降となるため、不備があると1日の受理にならず、せっかくの「記念日婚」が台無しになる恐れがあるという。
 事前確認は各区役所の戸籍住民課、総合支所の税務住民課の窓口で、平日の午前8時半~午後5時に対応する。証人の署名や押印を忘れていないか、夫婦で同一の印鑑を使用していないかなどをチェックする。
 市戸籍住民課の斎藤晃人課長は「記載に不備があると、時代の節目に合わせて入籍したい気持ちに応えられなくなる。記念日に確実に受理されるよう事前に確認してほしい」と話す。
 1日は大安と重なる。婚姻届の提出は平日で1日平均16件だが、この日は急増する可能性がある。市は守衛室前の混乱に備え、秋保総合支所を除き、通常の閉庁日は1人の守衛を2人に増やし万全の態勢を敷く。
 市によると、ミレニアム(千年紀)と大安が重なった2000年1月1日は、市内で324件の婚姻届が出され、前年の元日の9倍に膨れ上がった。21世紀が幕を開けた午前0時すぎに届け出たカップルもいた。
 婚姻届の提出後、新たに作られる戸籍には受理日は記載されるが、受理時間までは刻まれない。斎藤課長は「婚姻届の提出が未明でも日中でも戸籍上は変わりない」と説明し、冷静な対応を求めている。