第19回統一地方選は14日、後半戦が始まり、東北では北上、大館、上山の3市長選が告示された。北上市長選は無投票で結果が確定した。
 大館市長選はともに無所属で、新人の元会社役員麓幸子氏(57)と、再選を目指す現職の福原淳嗣氏(51)が立候補を届け出た。
 麓氏は女性誌の編集長を務めた経験を踏まえ「女性や高齢者ら全ての人が輝ける市政を実現する」とアピールした。福原氏は観光振興策の成果を強調し「歴史と文化を生かした街づくりを進め、市のにぎわいにつなげる」と主張した。13日現在の有権者は6万3211人。
 上山市長選はともに無所属で、新人の会社役員柴田悦夫氏(67)と、4選を期す現職横戸長兵衛氏(72)が届け出た。
 柴田氏は温泉熱活用の果樹農業振興や市のPR強化を公約に掲げ「衰退した中心部や温泉街に活気を取り戻す」と強調。横戸氏は東北中央自動車道を生かした産業振興の実現を訴え、「地元資源を利用した街づくりを進める」と述べた。13日現在の有権者は2万6576人。
 北上市長選は2015年の前回選挙に続き無投票で、無所属現職の高橋敏彦氏(64)が3選を決めた。高橋氏は半導体大手東芝メモリ(東京)の進出に触れ「立地効果を全市に波及させ、市民福祉を充実させたい」と決意を語った。13日現在の有権者は7万7349人。
 東日本大震災による特例で延期された宮城、福島両県の市長選は夏から秋にかけて実施される。