JR東日本は17日、東京電力福島第1原発事故の対応拠点になったサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)近くに整備した常磐線の新駅「Jヴィレッジ駅」を報道各社に公開した。施設の全面再開に合わせて20日開業する。
 新駅は広野-木戸(楢葉町)間の広野、楢葉の町境に立地。昨年5月に着工し、駅舎やホームに強化発泡スチロールのブロック5550個を使う工法で工期を短縮して今月完成した。
 Jヴィレッジから徒歩2分。ホームと駅舎は約20メートルの高低差があり、エレベーターやスロープが設けられた。施設や周辺でのイベント開催時に営業する無人の臨時駅。20日は上下線各11本、21日~5月6日にも各5本が停車する。
 双葉地方町村会と県が新駅整備を要望。整備費約15億円は町村会と県、JR東が5億円ずつ負担した。同社水戸支社は「地域復興の起爆剤になる。たくさん利用いただき、活性化につなげてほしい」と説明した。