国際チームによる史上初のブラックホール撮影で日本のグループを率いた国立天文台水沢VLBI観測所(岩手県奥州市)の本間希樹(まれき)所長を17日、小沢昌記奥州市長が表敬した。本間所長は「地元の支えのおかげ。5月にも市民向けの報告会を開きたい」と語った。
 国際チームに参加した水沢観測所の小山友明特任専門員と田崎文得特任研究員も同席した。小沢市長は「水沢の天文台が撮影をリードしたことは地域の元気をかき立てる」とたたえた。
 今年は水沢観測所が正確な緯度の決定に欠かせない「Z項」の発見につながる観測を開始してから120年に当たる。本間所長は「当時の緯度観測も国際プロジェクトだった。今回も水沢の観測所が最先端の研究をしていることを知ってほしい」と話した。