岩手県一関市の天然記念物「厳美渓」で、仙台藩祖伊達政宗が植栽したとされる樹齢約400年のエドヒガンザクラ「貞山桜」が見頃を迎えている。
 政宗の追号にちなんだ桜で、数百本を植えたと伝わるが、現存するのは数えるほどだ。つり橋付近の1本は幹回りが約2メートルあり、所々に生えたコケが時の重さを醸し出している。
 厳美市民センター所長の高橋一秋さん(62)は「桜は長年、地元で大切に守られ、伊達の時代から誇りとしてきた。多くの人に観賞してほしい」とPRしている。