仙台市のIT関連企業など4社が27日、台湾・台北市で開かれる合同企業説明会「JOB博」に出展する。市産業振興事業団のUIJターン促進事業の一環で、宮城県内の自治体や関連機関が海外の合同企業説明会に出展するのは初めてという。台湾の高度人材を在仙企業にマッチングすることで、外国人材を生かした事業の拡大を手助けする。

 説明会はパソナ台湾が主催する。毎年4月に開かれ、日本での就職を希望する大学生ら約2000人が来場する見込み。日本からは製造や観光分野の大手企業など約40社がブースを構える。

 仙台からはウェブ製作を手掛けるソラコム、人材派遣業の東洋ワーク、人材紹介業のヒューレックス、保育事業などを展開するフロンティアが出展。それぞれ正社員として2人前後の採用を目指す。

 ソラコムはIT教育の盛んな台湾でエンジニアの獲得を狙う。東洋ワークとヒューレックスは、国内企業に海外人材をあっせんする際のマネジメントを担う人材を募る。フロンティアは英語保育園の管理運営を任せるため、語学に堪能な人物を求める。

 事業団は4社の出展料を負担した。人材確保支援課の名古屋聡課長は「台湾は日本と文化的に近い。仙台空港から直行便が運航し、東北へのインバウンド(訪日外国人旅行者)など往来が多いことも参加のポイントになった。外国人材の獲得で在仙企業の成長を後押ししたい」と説明する。