秋田県が2022年度の市場デビューを目指すコメの新品種「秋系821」の生産や販売に関する構想を固める秋田米新品種ブランド化戦略本部が9日、発足した。全国的に競争が厳しいブランド米市場での地位確立に向け、生産基準や販路確保などの指針を本年度中に作成する。

 佐竹敬久知事を本部長として、県内外の農業団体や商工会の幹部ら20人で構成。生産と流通・販売の各専門部会で指針の素案を練り上げ、成案をまとめて来年3月に正式決定する予定。

 秋田市であった初会合で佐竹知事は「国内外で評価されるようなトップブランドを狙う」とあいさつ。協議は非公開で行い、目標とする価格や生産量、市場に送り出すまでのスケジュールなどを共有した。

 県農林水産部の斎藤了部長は会合後の取材に対し「ブランド米市場で勝ち抜くため、オール秋田で取り組んでいきたい」と述べた。