秋田県は県内の33の登山ルートの難易度を評価した冊子「そこに秋田の山が山ほどあるから」を発行した。山岳観光の振興と山岳事故の防止を目的として登山に必要な体力、技術力を「山のグレーディング」という等級で示している。
 各登山ルートの地形や特徴などに基づき、体力度を10段階、技術的難易度を5段階で表した。
 例えば山頂近くの駐車場から登る八幡平は体力度1、難易度A。コースタイム7時間20分の鳥海山祓川(はらいかわ)ルートは体力度3、難易度Cとなっている。
 それぞれのコースについて登山ガイドが執筆した記事や写真、地図を載せた。英語版も作った。
 山のグレーディングは長野県が始め、今回の秋田県を含めて全国9県で導入が進んだ。東北では山形県に次ぐ取り組みとなる。
 A5判、40ページ。日本語版を3000部、英語版を1500部発行。秋田県自然保護課や県内市町村で無料配布している。県のウェブページからダウンロードできる。連絡先は県自然保護課018(860)1612。