任期満了に伴う青森県知事選は16日、告示される。ともに無所属で、県政史上初の5選を目指す現職の三村申吾氏(63)に、県内の市民団体が推す新人の歯科医佐原若子氏(65)が挑む構図がほぼ固まった。三村氏は自民党県連と公明党の推薦、佐原氏は立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党の支援などを受ける。投票は6月2日に行われ、即日開票される。
 4期16年の現県政の評価や多選の是非に加え、人口減少対策、原発や核燃施設への対応などが主な争点になる。
 三村氏は、農林水産業や観光の振興のほか、創業・起業、企業誘致による雇用づくりの推進を強調。健康・医療分野で数値目標を掲げ、生活習慣病の予防やがん死亡率の改善を訴える。
 県内の衆院3選挙区全てに後援会事務所を開設。自民の県選出国会議員や自公の県議、市町村長らが強力にバックアップする。
 原発ゼロを前面に掲げる佐原氏は「国の言いなりの県政」からの脱却を訴える。重点政策として、子どもの貧困対策、シングルマザーや障害者への支援なども公約に盛り込んだ。
 政党の推薦を受けない一方、国民、共産、社民各党が支援を決定。立民は所属議員や党員の判断に委ねる「自主的応援」とした。
 3月28日現在の有権者は111万1455人。

 ◇青森県知事選立候補予定者
三村 申吾63知事  無現(公推)
佐原 若子65歯科医 無新