東北活性化研究センターがまとめた6県の4月の景気ウオッチャー調査結果によると、景気実感を3カ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は44.8で、前月に比べ2.9ポイント上昇した。10連休や改元に伴う特需があり、2カ月ぶりに改善した。
 分野別(原数値)は家計動向が5.5ポイント上昇の47.6で、2カ月ぶりに前月を上回った。企業動向は3.4ポイント上昇の46.5で2カ月連続のプラス。
 ウオッチャーからは「10連休で物流が止まるため、5月初旬分の受注が前倒しで入ってきている」(飲食料品卸売業)、「大型連休や改元でモチベーションが上がり、消費喚起につながっているように見受けられる」(百貨店)などの指摘があった。
 2、3カ月先の見通しを示す先行き判断DI(季節調整値)は0.8ポイント低下の47.1と、3カ月ぶりに悪化。「需要が連休に集中し、6月以降の予約が非常に鈍い」(旅行代理店)、「消費税引き上げによる影響を懸念している」(金属製品製造業)などと警戒感がみられた。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など189人のうち176人から回答を得た。