イージス・アショア配備候補地の防衛省調査に誤りが見つかった問題で、11日あった自民党の国防部会と安全保障調査会の合同会議では防衛省への批判が渦巻いた。
 「言い訳無用だ。大臣には真っ先に秋田に行ってもらいたい」。金田勝年幹事長代理(衆院秋田2区)は岩屋毅防衛相が秋田に出向き、謝罪することを求めた。会議は冒頭を除き非公開だったが、怒声は廊下まで響いた。
 金田氏は「秋田では防衛省の信頼は失われ、不信感が募っている。何をやっているんだという声が満ち満ちている。丁寧で慎重な説明が必要だと繰り返してきた。緊張感がまるで足りない」と怒りをあらわにした。
 党安全保障調査会の小野寺五典会長(衆院宮城6区)は前防衛相として新システムの導入を進めた。冒頭に「国の防衛は地元との信頼関係があってこそ成り立つ。誠心誠意おわびするしかない」と述べた。
 会議には原田憲治防衛副大臣も出席。「あってはならないことで深くおわびする」と謝罪した。