パソコン向けゲーム「ホーギーヒュー」を昨年11月に発売。6月に英語版も出た。パイロット役の犬のヒューが愛機に乗り込み、侵略者に立ち向かう。かわいらしく、どこか懐かしいシューティングゲームだ。
 「争いはどちらが良い悪いじゃなく、互いの正義やすれ違い、理解の足りなさで起きる。認め合うことの大切さを、物語を通じて伝えたかった」
 ヒューのモデル、ミックス犬のヒューガは、東京電力福島第1原発事故の影響で福島県飯舘村から避難。家族と別れ保護施設にいたところを妻が引き取った。それを機に、ゲームが好きな小学生のコウガ君ら福島市に避難した家族とも交流するようになり、ヒューガを主人公にしたゲームが生まれた。
 新庄市出身。2016年5月、仙台市宮城野区にピクセルを立ち上げた。ゲーム・アプリ制作やゲーム関連イベントを手掛ける。今は「ホーギーヒュー」の家庭用ゲーム機向けや、新作の開発を進行中だ。
 どの作品も、ファミリーコンピュータなど80年代レトロゲームへの愛があふれる。「技術が進んだ現代と違い、限られた条件でクリエーターが工夫した魅力がある」と語る。