秋田県内全13農協の1農協への合併を目指して協議する「JAグループ秋田組織再編協議会」の設立総会が11日、秋田市であった。県や各農協、県農協中央会などの関係者が出席した。2024年の合併実現を目標に議論を本格化させる。

 冒頭のみが報道陣に公開され、県農協中央会の船木耕太郎会長が「全農協が参加できる形を目指していく」とあいさつ。県農林水産部の斎藤了部長が「再編は簡単ではないが、一つ一つの課題を乗り越えて実現させてほしい」と期待を寄せた。

 会合では協議会の規約を決め、営農指導や信用などの各事業の基本的な考え方に関する基本構想検討素案を基に意見を交わした。

 今後、各農協の役員クラスによる検討委員会と、担当部長クラスによる事業別部会をそれぞれスタートさせ、具体的な課題を協議する。組合員の意見を反映させながら1農協基本構想案を策定し、最終的には県農協大会で提案する。

 1農協を目指す方針は昨年11月の県農協大会で決議され、今年4月に組織再編協議会の事務局が発足した。県農協中央会によると、全国で1農協への移行が実現したのは5県。秋田を含む10以上の府県で1農協化を目指す動きがある。