甲子園球場で開かれている第101回全国高校野球選手権大会の宮城代表、仙台育英は14日、鳴門(徳島)との2回戦に臨む。初戦で24安打、20得点と圧倒的な攻撃力を見せた打線で主導権を握り、3回戦進出を目指す。

 チームは13日、兵庫県尼崎市内の野球場で約2時間練習。鳴門の主戦西野知輝を想定し、左腕を打ち込んだほか、エンドランや盗塁といった走塁面を確認した。

 1回戦の飯山(長野)戦で三塁打2本を含む3安打5打点と当たった大栄陽斗(あきと)は、外野の深い所まで打球を飛ばし、好調を維持。「甘い球をしっかり引き付けて打てている。状態はすごくいい」と頼もしい。

 大栄は投手としても初戦2番手でマウンドに上がり、3イニングを無安打無失点。冬場に磨いてきたというスライダーを決め球に完璧な救援を見せ、投打でチームを支える。

 鳴門は初戦の花巻東(岩手)に10-4で快勝。四死球や安打で出塁した走者を犠打で得点圏に進める手堅い野球が持ち味だ。大栄は「自分たちから崩れなければ好機は必ず来る。相手の4番をしっかり抑え、バットでは打点を挙げる」と意気込んだ。