第41回全国中学校軟式野球大会で東北第2代表の仙北(秋田県大仙市)が19日、準決勝で浅川(福岡)に6-9で敗れた。しかし、秋田県勢が3位となるのは1996年以来で、学校で応援する教員や生徒らは部員の活躍に沸いた。

 同日午前には準々決勝も行われ、教員らはスマートフォンなどで試合を確認した。内野手竹村凌平(3年)と同じクラスの生徒会長、進藤那琉(なる)さん(15)は「全国大会の舞台に立つだけでも快挙だが、勝ち進んだので応援していてうれしかった」と話した。

 準決勝では延長十回まで粘った。九嶋正明教諭は「勝ち上がるたびに試合運びがうまくなり、成長を感じた」と選手をねぎらった。

 仙北は生徒175人、野球部員27人と規模は大きくないが、仲間同士が励まし合って技術を磨いてきた。

 主戦長淵星河(せいが)(3年)や主将土井大智(同)らを指導した高梨ミラクルズスポ少の佐藤長亨(まさたか)前監督(大仙市)は「スポ少時代も土井君を中心にまとまり、長淵君は研究熱心なエースだった」と振り返り、「全国3位はすごいことだ。私立校にも勝ち、大きい学校でなくとも全国に通用することを示せた」と語った。