日本一の花火師を決める第93回全国花火競技大会「大曲の花火」が31日、秋田県大仙市の雄物川河川敷で行われ、約1万8000発の光の大輪が晩夏の空を彩った。

 花火業者27社が出場して午後5時20分、煙の色と形の妙を競う「昼花火」から開始。会場を埋めた観客は10号玉の「芯入割物(わりもの)」で一輪の美を鑑賞し、個性的な「自由玉」や迫力ある「創造花火」に歓声を上げた。

 終幕を飾る大会提供花火は音楽、せりふに打ち上げが同調する「ミュージカル花火」を初めて試みた。1989(平成元)年1月8日に生まれた女性の物語を劇団わらび座(仙北市)の俳優陣が声で演じた。

 会場の混雑を緩和するため、今年から中央後方にあった露店エリアが廃止された。