国内外の舞踏家やダンサーが一堂に集まり、パフォーマンスを披露する「アジアトライ秋田千秋芸術祭」が31日、秋田市中心部の千秋公園で始まった。

 久保田城御隅櫓(おすみやぐら)そばの特設ステージには大勢の観客が訪れ、情感あふれるダンスや、海外の独特な伝統舞踊などを楽しんだ。

 初日はモダンダンスやインドネシアの伝統的な踊り、日本舞踊などさまざまなジャンルの18組が登場。音楽に合わせた個性的な舞踊を披露すると、観客は熱心に見入っていた。

 イベントは秋田市出身で暗黒舞踏の創始者として高い評価を受けた土方巽(1928~86年)の古里で踊りたいという舞踏家らの声を受け、2017年に実行委員会が企画。18年から秋田市との共催になった。

 実行委員会会長で、秋田市を中心に活動するバリ舞踊グループ、ギリ・クンチャナ代表の阿部歩さん(41)は「イベントがアートを身近に感じてもらえるきっかけになればうれしい」と話した。

 最終の1日も18組が出演する。午後1時半~8時。入場無料。