秋田市に建設が検討されているサッカーJ3秋田のJ2昇格に必要な条件を満たす新スタジアム整備計画で、秋田県と市は3候補地に絞って検討してきた結果を今月中にも中間報告としてまとめる。穂積志秋田市長が2日開会した市議会9月定例会で明らかにした。

 候補地は、八橋運動公園、秋田大グラウンド、川尻地区の民間企業敷地。新スタジアム整備構想策定協議会による昨年5月からの議論では、八橋運動公園を支持する声が多かったが、市が同意しなかった経緯がある。八橋運動公園は市が地権者。新スタジアムを造ると既存施設に影響が及ぶ。

 2日の市議会で穂積市長は、既存施設の代替地として新屋運動広場など複数案を県から示されたと説明。「敷地面積や八橋運動公園との一体性などを満たさない」との言い回しで県の提案を否定した。

 2月に県や市、秋田商工会議所などでつくる整備構想策定協議会が、3候補地の課題などをまとめた報告書を作成。これを基に県と市が本年度、最適候補地の検討を進めている。本年度中にも結論について一定の方向性を示すという。