8月下旬にスイスであったバドミントンの世界選手権女子ダブルスで2連覇の偉業を達成した北都銀行(秋田市)の永原和可那(23)=青森山田高出=と、松本麻佑(24)のペアが3日、秋田県庁と秋田市役所を凱旋(がいせん)訪問した。記者会見で2人は世界の頂点に再び立った大会を笑顔で振り返り、報告会で市民の激励を受けて、2020年東京五輪への決意を新たにした。

 市役所での報告会には約300人が集まり、ナガマツペアを大きな拍手で迎えた。穂積志市長から祝福の花束を受け取った2人は、感謝の気持ちを込め、お返しにラケットを贈った。

 穂積市長は「最後まで諦めず、希望と勇気を与えてくれた」とたたえた。

 永原は「金メダルを取って秋田に帰ってこられて良かった。笑顔で楽しくプレーできた」と声を弾ませた。松本は「これからもお互いのコミュニケーションを大切にしたい」と先を見据えた決意を語った。

 県庁では佐竹敬久知事と懇談し、世界2連覇の喜びを分かち合った。佐竹知事は「(東京五輪に向けて)長丁場になると思うが、けがに気をつけて頑張ってほしい」とエールを送った。

 ナガマツペアは18年の世界選手権女子ダブルスで初優勝し、秋田県民栄誉章を受章。今年4月に世界ランキング1位になった。