郡和子仙台市長の記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 道路照明灯問題で、東北電力と合意した和解内容をどう受け止めたか。

 A 当初、東北電は未払い額は全額請求が基本、過払い額は約款上、返還は難しいとのスタンスだった。市の不適切な事務があったからこそ、こういう形になったわけだが(市と東北電との認識に)大変開きがある中で、公金であること、長年の市と東北電との関係などを踏まえ、総合的な判断をいただいた。仮に、市が過払い金の返還を(法的に)求めた場合、(認められるのは)50%を超えないと顧問弁護士の見解もあり、和解する判断をした。

 Q 照明灯問題を通じて得た教訓は何か。

 A 当時、業務を担当していた誰かが故意に招いた問題ではなく、長年(解約忘れに)気付かず続いてきたものだったが、あまりにも公金の扱いに対し、ずさんだったと、振り返って言わざるを得ない。改めて職員一人一人が公務に関し、必要性や責任を心に刻むことを徹底すべきだと強く感じた。いま一度、倫理やコンプライアンスをしっかりと認識してもらいたい。

 Q 損失額の穴埋めを管理職に求めた理由は。

 A この事案に全く関与していない職員も含め(弁償を)お願いをするという私の思いだ。(原因は)組織の問題であり、マネジメントに関わる管理職(が妥当)だろうと判断した。

 Q 市長と副市長の給与減額は穴埋めに回すのか。

 A それとは別だ。

 Q 減額の割合や期間を決めた根拠は。

 A 責任のありように関し、私なりに考えを巡らしてきた。市政を預かるトップの責任は重大と認識。過去の事例もいろいろ教えてもらい、私が判断した。