青森県五戸町、田子町がそれぞれ来月予定していた韓国の姉妹都市との国際交流事業が見送られることが10日、分かった。日韓関係悪化の長期化を理由に、いずれも韓国側から提案があった。両町とも「情勢が落ち着くまでの一時的なもの」と捉えている。

 五戸町は若宮佳一町長ら15人が10月9~13日、韓国・沃川郡を訪ね、文化交流する予定だった。総合政策課によると同郡から8月、「今年の事業を見送り、来年にしてはどうか」と連絡があった。町などが対応を協議し、訪問の延期を決めた。町では8月、同郡の中学生が町を訪問する交流事業も予定されていたが、中止となった。

 田子町は10月5、6日の「にんにくとべごまつり」に合わせ、韓国・瑞山市の訪問団を招待していた。政策推進課によると同市から今月9日、「相互訪問を今年は中断したらどうか」と参加を見送る内容などが書かれた手紙が届いた。

 町から同市への11月の訪問も中止された。同市とは1990年に交流が始まり相互訪問を続けているが、自然災害以外での中止は初めてという。