青森県むつ市脇野沢小の全校児童12人が10日、同市川内町の「かわうち・まりん・びーち」で保護しているカマイルカ2頭の観察に訪れ、触れ合った。

 児童は約100メートル沖合に設置されたイルカ用のセーフティーハウスに小船で渡り、一人一人交代で餌や氷を与えた。同校では2年前から陸奥湾に入ってくるカマイルカの観察を続けているが、至近距離で触れ合うのは初めて。子どもたちは間近で見るイルカに歓声を上げながら歯の数や腹の色、乳首の場所などを確認した。

 6年の藤江優汰君(11)は「頭の上にある呼吸するための穴が思っていたよりも大きかった。イルカのことをもっと知りたいと思った」と話した。

 市は7月から、定置網で混獲された野生のカマイルカを保護、研究する目的でビーチに約8000平方メートルの特設プールを造り、イルカを「放牧」している。