内閣改造と自民党役員人事で、党総務会長への起用が固まった鈴木俊一五輪相は10日の閣議後記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックについて「復興五輪の実現に向けて一定の方向性を示すことができた」と5カ月の在任期間を振り返った。

 大会理念の一つに掲げる復興五輪に関し「看板だけで中身がないのは困る。ホストタウンの登録推進や被災地産食材の活用を訴え、被災地の皆さんにも少しずつ参加意識を持っていただけるようになった」と施策推進の意義を強調した。

 本番に向けては「ほかの自治体の取り組みも参考にし、ホストタウンの活動内容を充実させてほしい」と注文を付けた。

 パラリンピックにも触れ「さらに関心を高める必要がある。大会を契機に共生社会を根付かせることが大切だ」と述べた。

 鈴木氏は4月、失言で辞任した桜田義孝前五輪相の後任として約半年ぶりに再登板した。