東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市に整備する国営追悼・祈念施設の一部で22日、一般公開が始まった。施設に隣接して岩手県震災津波伝承館、道の駅「高田松原」も同日、開館、開業した。

 追悼・祈念施設は、津波浸水域に整備する高田松原津波復興祈念公園(総面積約130ヘクタール)に位置する。国などが岩手、宮城、福島の3県に整備する復興祈念公園では最初の施設公開となる。

 献花台に花を手向けた陸前高田市高田一中3年の菅野陽菜子(ひなこ)さん(15)は「亡くなった方々の分まで私たちが復興に携わっていかなければならない」と語った。

 復興祈念公園は2020年度までに全体の整備を終える。総事業費は約100億円を見込む。敷地内に点在する震災遺構のうち旧気仙中校舎、旧道の駅は21年度の内部公開を目指す。