仙台国税局(仙台市青葉区)は8日、東北清酒鑑評会の最終審査となる決審を同局で行った。品質評価員21人が吟醸酒、純米酒の2部門で予審を通過した計196点の味や香りを審査した。

 清酒の製造技術や品質の向上を目的に毎年開催。今年は東北の酒造会社から吟醸酒の部229点、純米酒の部161点の計390点が出品され、それぞれ約半数が決審に進んだ。

 各県の清酒製造技術指導機関の職員や酒造会社の技術者らのほか、国際的なワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」日本酒部門で審査員を務める米国出身のジョン・ゴントナー氏と英国出身のクリストファー・ヒューズ氏が品質評価員を務めた。

 外国人を評価員に起用するのは昨年に続き2回目。各部門上位3賞に対する英語の評価コメントを、輸出や訪日客への販売促進に役立ててもらう。

 審査結果は11月6日に公表する。国税局の担当者は「新酒対象の鑑評会と異なり、約半年の貯蔵期間を経て味が崩れていないかどうかも審査しており、品質保持の技術の向上につながっている」と話した。