自民党は9日、31年ぶりに再開された商業捕鯨で捕獲したクジラの試食会を党本部で開き、関係者約150人が舌鼓を打った。

 7月末に仙台港で水揚げされたニタリクジラの刺し身やベーコン、竜田揚げ、くじら汁を用意。調査捕鯨で捕ったクロミンククジラ、イワシクジラの刺し身も含め、約50キロが振る舞われた。

 古式捕鯨発祥の地とされる和歌山県が地元の二階俊博幹事長は「捕鯨に生涯を懸けて頑張っている地域の皆さんの生活を思うと、党としてしっかり支えていかなくてはならない。誰に遠慮することもない」とあいさつ。国際捕鯨委員会(IWC)脱退と商業捕鯨への理解を求めた。

 党捕鯨議員連盟会長の鈴木俊一総務会長(衆院岩手2区)は「近海で捕った商業捕鯨の鯨肉はより新鮮でおいしくいただいた。これからも日本の長い長いクジラ文化をもっと盛り上げていきたい」と話した。