青森県八戸市は今月、ドライブレコーダーで撮影した映像を活用して運転診断する高齢者対象の交通安全講習を始めた。高齢者が運転する車の事故が全国的に注目される中、いつまで運転できるかの目安を考えたり、今後の運転を見直したりする機会にしてもらう。

 市は市内の八戸モータースクールに協力を依頼。高齢者がドライブレコーダーが付いた教習車を運転し、同乗した教習指導員が録画映像を見ながら改善点などを指摘する。運転適性検査装置を使った反応の早さなども調べる。

 10日午前の講習には2人が参加。軽トラックや乗用車を運転する同市の自転車・バイク販売業北川朝男さん(75)は、車をバックさせる際の安全確認で「過信しないように」と指導員から助言を受けた。一時停止や交差点の死角の確認などは確実にできた。

 北川さんは「うまく運転できたかどうか分からなかったが、褒められてよかった。80歳で免許返納を考えており、それまでは運転をしたい」と話した。

 講習は無料で11月30日まで(月曜を除く)。教習指導員が高齢者にマンツーマンで対応するため定員は各日とも午前、午後各2人。これまでに27人が申し込んでいる。連絡先は市くらし交通安全課0178(43)9218。