宮城県内の自治体は18日、前線や低気圧の影響で、夜から19日にかけて大雨となる恐れがあるとして、一部地域に避難勧告を出したり、指定避難所を開設したりするなど警戒態勢を強化した。台風19号で甚大な被害を受けた地域も多く、住民たちは再び緊迫の夜を過ごした。

 仙台市は午後3時、青葉区八幡7丁目の19世帯に避難勧告を出した。台風19号で地区ののり面が幅20メートルにわたり崩れ、今後の大雨で被害拡大が懸念される。市は全5区の計157カ所の指定避難所を開設した。

 青葉区の折立中に妻と避難した八幡7丁目の無職佐々木勇一さん(79)は「台風の甚大な被害を見て不安で避難した。防寒対策はして来たが、夜の寒さが心配。避難が長引かなければいいが…」と淡々と語った。

 石巻市も門脇町1、2丁目と稲井、河北、北上地区に避難勧告を発令した。

 このほか午後9時現在、仙台市が青葉区双葉ケ丘1丁目と北根3丁目、市内全域の土砂災害危険箇所、大崎市と角田市、富谷市、女川町が全域、白石市が大鷹沢地区に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、大雨に備えた。