宮城県南三陸町名産のマダコの籠漁が8日、志津川湾の漁場で始まった。町地方卸売市場がある志津川漁港に朝から続々と漁船が入り、水揚げに港が活気づいた。

 総量は約4・1トンと例年並みで、1キロ当たりの平均単価は856円だった。水揚げした漁師によると、昨年よりも大きいタコが目立ったという。

 志津川湾のマダコはアワビなど貝類を餌とし、引き締まった肉質が特長。「西の明石、東の志津川」と並び称される。

 東日本大震災で町内の自宅が被災し、登米市から漁に通う高橋貞路さん(71)は「見込みよりも多くのタコが取れた。この勢いが続いてほしい」と期待した。