青森市役所の新庁舎が完成した。浸水対策として機械室を3階に配置し、災害対策本部となる庁議室を設けるなど防災機能を強化した。周辺を整備して来年1月6日に業務を開始する。

 新庁舎は、同市中央1丁目の現庁舎脇に建設した。2017年12月に着工。鉄骨造りで地下1階、地上3階。延べ床面積は約6900平方メートルで、総事業費は約33億円。現庁舎は来年6月までに約2億3000万円をかけて解体し、跡地を駐車場とする。

 大規模地震などの際の防災拠点とするため、96時間運転可能な非常用発電設備や4日分の飲料用水槽を導入。大雨に備え、地下に1時間当たり100ミリの降雨に対応できる貯留槽を設けた。

 広々とした1階ロビー(約620平方メートル)は「サードプレイス」と名付けられ、ベンチや机を置き市民が日中、自由にくつろげるスペースとした。

 新庁舎には総務部と企画部のほか、柳川庁舎に分かれていた都市整備部などが入る。青森駅前庁舎(アウガ)の窓口業務は従来と変わらない。