台風19号で甚大な被害を受けた宮城県丸森町は1日付で復興推進本部を設立し、2日に初会合を開いた。保科郷雄町長を本部長とし、復興業務の総合的な企画や調整、進行状況の管理を担う。

 課長級以上の職員約20人でつくる。保科町長はあいさつで「復旧状況をいかにして町が示すか、住民は注目している。復興推進への強い気持ちが必要」と強調した。

 県から派遣され、1日付で着任した大内伸復興対策監は「町が復旧復興へ一日も早くたどり着けるよう力を尽くしたい」と決意を述べた。副本部長として、復興業務全般の指揮や町長への助言などに当たる。

 会合では、各本部員の役割を確認するなどした。

 復興業務の企画立案や本部の運営、国や県への要望活動に関する事務などを担う部署「復興推進室」も1日付で新設され、業務を開始した。

 町内のインフラや産業の被害総額は11月29日現在、約405億2300万円。住宅被害は同28日現在、全壊103件、大規模半壊242件、半壊601件。年内に完成予定の仮設住宅に約190世帯が入居を予定している。