台風19号で被災し、近隣の小中学校の教室を借りて授業を行っていた福島県の郡山市小泉小が2日、自校で授業を再開した。約1カ月半ぶりの登校となり、児童らは笑顔で校門をくぐった。

 欠席の1人を除く全校児童53人は午前7時半すぎから班ごとに登校。朝の全校集会で先生から感想を求められ、児童らは「床がきれいになっていてびっくりした」「久しぶりで少し緊張した」などと話した。

 山本浩校長は「ここから再スタートという気持ちで学校生活を楽しもう」と児童に呼び掛けた。2年の土田涼君(8)は「登校が楽しみだった。友達と校庭で思いっきり遊びたい」と話した。

 同校は台風19号の大雨で敷地が約1メートル冠水し、床上約20センチまで浸水。児童は10月23日から近くの明健小中の空き教室で授業を受けていた。教室の床の張り替えや消毒、校庭の泥の除去などが11月28日に完了した。