JR奥羽線秋田-土崎間に位置する秋田市の泉・外旭川(そとあさひかわ)地区に整備される新駅「泉外旭川駅(仮称)」の工事安全祈願祭が7日、現地であった。2021年3月の開業を目指す。

 泉外旭川駅は無人駅。駅舎は上下線で挟む形で設置され、待合室やトイレを備える。ホームは長さ約125メートル、幅2.6メートル。駅舎には南北の駅前広場から地下通路で入る。北側にバスやタクシーの乗り場があるロータリー、南側に駐車場や駐輪場を整備する。

 総面積は約7000平方メートル。市による請願駅のため、総事業費約20億5000万円は市が全額負担する。

 新駅は奥羽線秋田-土崎間7.1キロの中間地点に設置される。周辺は住宅街が広がり、高校や病院に近い。市は利用客を1日当たり約2100人と推計し、バスとの接続による交通の利便性向上を期待する。

 市は人口減少や少子高齢化を踏まえ、生活に関する機能を集約するコンパクトシティーの形成を進める。新駅設置はその一環。

 穂積志市長は「交通網が強化され、駅周辺への居住促進も期待される。市が目指す街づくりへの大きな一歩だ」とあいさつした。