仙台市宮城野区の共生型複合施設オープン・ビレッジ・ノキシタで、母子を対象にしたイベント「ママフェス sugar(シュガー)inノキシタ」があった。子育て中の母親が息抜きできる場所をつくろうと、同区の元看護師佐藤彩那さん(32)がノキシタと共同で開催した。

 ベビーマッサージやパン作り講座、クリスマス写真の撮影コーナー、休憩所などを用意。初開催の5日は約150組の母子が訪れ、約3時間半のイベントは大盛況となった。

 太白区の薬剤師寺田淳子さん(34)は、生後3カ月と4歳の子どもと一緒に参加した。「最近は家にこもりがちだったが、たくさんおしゃべりして気分転換ができた」と笑顔で話した。

 佐藤さんも3児の母。東北大病院(青葉区)の新生児集中治療室に5年間勤務し、今年3月に退職後、自宅で赤ちゃんと家族向けのサロン「sugar」を開く。イベント開催地を探していたところ、キッチン、和室、図書室などがそろうノキシタの存在を知った。

 佐藤さんは「ノキシタのきれいな交流スペースは、ママたちにキラキラした時間を提供できる。平日に外出する機会が欲しいという声に応えたい」と語る。

 ノキシタ運営会社の加藤清也社長は「母親の居場所が必要とされていることが分かった」と手応えを話した。今後も母子向けのイベントを開催するという。