■仙台市(上)復興道路背に海沿いへ

 沿岸15市町を巡ったリレーの最後は仙台市。東日本大震災の津波を受けたが、児童ら約320人が屋上に避難して助かった震災遺構「荒浜小」(若林区)がスタート地点となった。11月に全線開通した東部復興道路を背に、海沿いへ東進。住宅の基礎が残る風景が被害の深刻さを物語る。

 聖火は地区の慰霊塔を右手に見ながら北上。貞山堀沿いを走る自転車専用道路「仙台亘理線」では自転車によるリレーを実施。車いすでも聖火を運ぶ。宮城野区の海岸公園で左折し、再び内陸部へ。新浜みんなの家がゴールとなった。

■仙台市(下)ケヤキ並木抜けゴール

 フィナーレは杜の都を象徴する仙台市青葉区中心部に設定された。

 市地下鉄東西線国際センター駅前が出発点。仙台二高、県美術館など仙台を代表する文教地区を抜けると、広瀬川のせせらぎが聞こえる仲の瀬橋へ。橋を渡った後は市民の憩いの場、西公園を左手に見ながら北進する。定禅寺通を右手に折れると、ケヤキ並木の緑の回廊が聖火を迎えてくれる。

 ゴールは勾当台公園市民広場に置かれた。多くの市民の拍手に迎えられながら、宮城の3日間を締めくくることだろう。