江戸時代から続く山形市の新春の伝統行事「初市」が10日、市中心部の七日町通りなどで開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。

 約1.4キロの通りの両側には、約200の露店が軒を連ねた。色とりどりの団子木や初あめ、長寿を願う野菜「白ひげ」といった縁起物が並び、買い物客は店主と会話を楽しみながら品定めをしていた。

 天童市の主婦木村恵子さん(72)は「長生きできますようにと願いを込め、白ひげを買った。今年も家族全員健康で過ごせたらいい」と語った。

 初市は山形藩主最上義光が治めた江戸時代初期から続く伝統行事。毎年1月10日、「市神祭り」として縁起物などを売り始めたのが起源とされる。