東京電力は20日、炉心溶融(メルトダウン)した福島第1原発3号機の燃料プールから使用済み核燃料を取り出す作業に着手した。昨年4月から実施する燃料取り出し作業で、使用済みは初めて。
 燃料プールには使用済みと未使用の計566体が残り、7体ずつ容器に収めて敷地内の共用プールに移している。これまでは比較的リスクの低い未使用を先行して搬出していた。
 プール内には、水素爆発時のコンクリート片の落下で先端のハンドルが変形した燃料が13体あることも確認されている。東電は2020年度末までの搬出完了を見込んでいる。