宮城県議会2月定例会は13日、予算特別委員会を開き、2019年度一般会計補正予算案に関する総括質疑を行った。昨年10月の台風19号豪雨で堤防が決壊した県管理の16河川について「浸水想定区域図」の作成に近く着手する方針を示した。

 県によると、堤防決壊箇所がある18河川のうち、既に作成済みの2河川を除いた16河川の流域。想定される最大雨量に対応した浸水の範囲や水深などを分析して検討する。

 水防法に基づき、県は15年度以降、県管理32河川流域の想定区域図を作成した。台風19号豪雨では中小河川で堤防の決壊が相次ぎ、対策が急務と判断した。

 村井嘉浩知事はソフト面の対策について「今回は同時多発的に被害が発生し、情報が混乱した。自治体や関係機関による情報伝達訓練を通じ、平時から連絡体制を強化する」と述べた。

 浸水想定区域図が作成される河川は次の通り。

 【阿武隈川水系】新川▽内川▽五福谷川▽半田川▽高倉川
 【鳴瀬川水系】身洗川▽小西川▽名蓋川▽斎川
 【北上川水系】照越川▽荒川▽石貝川▽熊谷川▽富士川▽水沼川▽瀬峰川