宮城県議会2月定例会は26日、一般質問を始めた。仙台市青葉区の県美術館と東京エレクトロンホール宮城(県民会館)を宮城野区に移転、集約する構想について、村井嘉浩知事は移転が実現した場合、両施設の開館が2027~28年度ごろになるとの見通しを示した。

 村井知事は時間をかけて検討すると強調した上で、美術館の移転と現地改修の長所、短所を20年度内に整理し、21年度にも基本設計に着手する考えを説明。「(設計開始から)7、8年かかる。27~28年の使用開始となるだろう」と述べた。

 観光振興の財源確保策として県と仙台市が導入を目指す宿泊税に関し、税収の配分を問われた村井知事は「仙台市が導入を決めてからの話だ」と前置きしながら「県の観光施策のうち、どれだけの事業を請け負ってもらえるかを話し合って決めたい」と答弁した。

 各自治体が行う胃がん検診について、内視鏡検査の専門医が地域で偏在している現状を踏まえ、村井知事は広域的な枠組みで効率的に検査できる態勢の在り方を検討する考えを示した。

 中島源陽(自民党・県民会議)小畑きみ子(みやぎ県民の声)仁田和広(自民党・県民会議)天下みゆき(共産党県議団)庄田圭佑(自民党・県民会議)の5氏が質問した。