昨年10月の台風19号豪雨で甚大な被害を受けた第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は14日、不通となっていたリアス線普代-久慈間(26.1キロ)で運行を再開した。20日に釜石-陸中山田間(28.9キロ)が復旧し、盛(大船渡市)-久慈間の総延長163キロが再びつながる。
 被害がなかった盛-釜石間を含む運行区間は134.1キロとなった。20日は釜石-陸中山田間で記念列車を走らせる。釜石市で予定していた記念式典は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止が決まった。
 三鉄は東日本大震災の津波で被災。昨年3月にJRから移管された山田線の宮古-釜石間と旧南リアス線、旧北リアス線をつなぐリアス線が開業した。台風19号により計77カ所で被害を受け、一時は7割の区間で不通となった。